• 2018.1.30

    風邪をひいたら○色を身につけろ! 筋トレ、ダイエット、冷え性…結果が変わる納得のカラー術

ヒトの目から入る色、体に触れる色には驚くべき効果があるということをご存知ですか?

これは、光や色が視覚、神経、皮膚、内臓などの器官系統に作用するからだと言われています。

実際に、どんな色にどんな効果があるのでしょうか?!

冷え性には赤い下着と靴下!

赤い下着なんて派手なイメージしかない!という方もいるでしょうが、赤は列記とした体温UP色です。

赤色は自律神経系や血流を刺激し、血圧を高め心拍数を速めます。また視覚や皮膚を通して体温を上昇させることがわかっています。

【視覚への影響】
サーモグラフィを使ったある実験では、赤い部屋にいると体温が上昇することが分かっています。部屋自体の温度も3℃ほど上がるという実験もあります。
【皮膚への影響】
目隠しした被験者を赤い部屋と青い部屋に入れてサーモグラフィなどを計測した実験があります。
その結果、赤色の部屋の場合のみ体表の温度上昇が見られました。被験者自身の感覚としてもカラダ全体が温かくなったと感じたとのことです。




逆に青い色だと体温が下がることが同じ実験内で分かっています。
冷え性の方は青い下着や青い洋服、青い壁紙やカーテンは避けた方がいいでしょう。


確かに見てると寒くなってくる気が

筋トレや試合、ダイエットにも赤色

赤色はアドレナリンの分泌を活発にし、人を興奮させる性質があるともいわれています。

テキサス大学の研究では、赤い光を見ると活力が13.5%増し、腕の筋肉の電気的活動が5.8%増したという結果がでています。

それとは別に、赤い光を見ることで運動選手の瞬発力が高まるという報告もあります。

実際イギリスの科学誌で、赤いユニフォームの選手の勝率は55%というデータが紹介されました。

赤色と青色それぞれしか見えない環境で綱引きした場合は、やはり赤色チームが勝つそうです。この実験はTV番組で行われましたが、チームを逆にしてもやっぱり赤が勝ったそうです。

また、興奮させる赤色は時間を早く感じさせる色でもあります。
エネルギー代謝も高まります

これらのことから、辛い筋トレやダイエット体操は赤色に囲まれた部屋でおこなったり、グッズを赤色にするのがよさそうですね。


一方、青い光を見ると持久力が高まるということが報告されています。
筋力UPより持久力を高めたい競技の場合は、青色のユニフォームがおすすめです。

風邪をひいたら白色の下着と洋服を

白は最も多く光を透し、反射します。
白い布は体が必要とするすべての色波長を栄養として体に与えることができるといわれています。真っ白い下着や衣服を2日間着ただけで風邪が治ったという例も実際にあるそうですよ。

風邪を引いたらまずは真っ白な下着を身につけるようにしましょう♪

その他 美容や健康に役立ちそうな色の効果
青色 沈静 集中
緑色 平常心 安らぎ
オレンジ 食欲増進  傷心の時にもおすすめ
黄色 元気 赤と同じように神経を刺激し覚醒させる 勉強部屋におすすめ
ピンク リラックス 神経を穏やかにする効果 イライラしている時におすすめ




青色は寒色で赤色は暖色です。緑色は中間色なので、平常心を保つことができます。

植物の色素の効果もすごい

目や肌から伝わる色にすばらしい効果があることが分かりましたが、植物がもつ色素にも、すばらしい効果があることが様々な研究で分かっています。

植物は、紫外線やウイルスなど有害なものから自分を守るために、色を蓄えています。
この色素成分はカロテノイドやポリフェノールなどと呼ばれ、人間が摂ると抗酸化や免役力UPの効果があることがわかっているんです。

外側から入ってくる色の効果のほかに、体の内側から守ってくれる色の効果を利用すれば、より健康で美しい体になりそうですよね。

カロテノイドやポリフェノールなどの色素成分が摂れるアンチエイジング商品は意外とたくさんあるので探してみてはいかがでしょうか?

さいごに

色の効果なんて“なんとなく”でしょ、と思う方もいるかもしれませんが、心理現象ではなく生理現象として実証されている効果がたくさんあります。これが本当なら毎日青色を着続けるのと、赤色を着続けるのでは人生をも変えてしまうかもしれません。
カラー効果をあなどらずに日常生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?