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    2019.5.23

    日焼け止めで肌が荒れる…ソレ危険! 肌に優しいおすすめ日焼け止め9選

紫外線は肌の老化を引き起こします。
起きてから寝るまで日焼け止めに守られていないと、数年後にはコワいコワいシミだらけのお肌になってしまいます。

でも
「日焼け止めって肌に悪い気がする」
「日焼け止めを塗ると肌の調子が悪くなる気がする」

そんな人も少なくないはず。

その予感、たぶん当たっています。



一番の老化の原因は紫外線。

だから何も塗らないのは自殺行為。

なのに塗るとお肌が荒れる…

多くの人がそんなジレンマを抱えていることでしょう。

そこで今回は、お肌に優しく効果もバッチリな日焼け止めを厳選してご紹介してみたいと思います。


日焼け止めで肌が荒れる原因

アレルギーに種類があるように、肌が荒れる原因は人によって様々です。
日焼け止めはその使用成分や特徴によって次のように分類されています。

●紫外線吸収剤タイプ
●紫外線散乱剤タイプ
●シラソーマ製法タイプ
●ウォータープルーフタイプ
●飲むタイプ


タイプによってトラブルになる原因が違いますから、
「紫外線吸収剤タイプ」がダメなら「紫外線散乱剤タイプ」という具合に、自分のお肌に合うものを選ぶことをおすすめします。


紫外線吸収剤タイプの日焼け止めとは

「紫外線吸収剤不使用」と書かれていない場合は、ほとんどこれが入っているかと思います。
紫外線吸収剤は、お肌に変わって、紫外線を吸収してくれる素材のこと。たくさんの化学薬剤でできているので、お肌には刺激が強いです。

紫外線吸収剤が吸収した紫外線は、赤外線や熱に変化して追い出されます。この時に生じる化学反応や熱が、皮膚に刺激になる場合があるのです。
化学反応や熱…どう考えてもお肌には悪影響ですよね。かゆみが出たり、明らかにお肌の調子が悪くなる場合は、紫外線吸収剤入りの日焼け止めの使用を見直した方がいいかもしれません。

ただしメリットもたくさんあります。だからこそ、多くの日焼け止めに使用されているんです。

紫外線吸収剤のメリット
・汗に強い
・サラサラしている
・白く浮かない
・安価


紫外線吸収剤の主な成分名
・ジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸オクチル
・ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル
・メトキシケイヒ酸エチルヘキシル
・オクチルトリアゾン
・パラメトキシ桂皮酸エチルヘキシル
・エチルヘキシルトリアゾン
など



紫外線吸収剤を避けたい方は一度成分表を見てみるといいですね。

そんな暇ない!という方のために、このサイトでもいくつかの商品をご紹介していきたいと思います。


●【紫外線吸収剤タイプ】優しい日焼け止め2選

オルナ オーガニック 日焼け止め クリーム
50g SPF50+ PA++++ 1490円
おすすめ日焼け止め

紫外線吸収剤は入っているものの、合成着色料不使用、合成香料不使用、鉱物油フリー、パラベンフリー、旧表示指定成分不使用で、植物成分(保湿成分)23種、美容成分は12種配合されています。またoil in water)処方なので、強い洗浄力で洗い落す必要がありません。



La Roche-Posay(ラロッシュポゼ) UVイデア XL プロテクションミスト
敏感肌用日やけ止めスプレー SPF50/PA++++ 50g 2700円
おすすめ日焼け止め
皮膚科医が採用する敏感肌のためのスキンケアブランドの商品。スプレータイプです。
高い紫外線防御力をもちながら、仕上がりが軽い、低刺激設計となっています。メギゾリルXL (紫外線防御剤)を配合しており、ラ ロッシュ ポゼ独自のUVフィルターシステムで、UVAもしっかりと防御します。カルノシン(整肌成分)、ビタミンE (製品の抗酸化剤)配合。無着色・パラベンフリー・アルコールフリー・皮膚科学的テスト済み・アレルギーテスト済み※・ノンコメドジェニックテスト済み ※すべての人にアレルギーが起きないわけではありません

エチルヘキシルトリアゾンという紫外線吸収剤が入っていますが、メギゾリルXLという紫外線防御剤がメインで使用されているようです。メギゾリルXLは上記で紹介した紫外線吸収剤とはちょっと違います。メギゾリルXLは、光安定性が高い構造のため、紫外線を吸収した後も他の有害な物質に変化する危険性が極めて低く、長時間にわたって肌を守ってくれるということ。
また肌なじみがいい上に、滑らかでソフトな感触が実現。UVAとUVBの両方に働くのでシミ、シワやたるみといった光老化からお肌を守ってくれます。


「お肌にやさしい日焼け止め」はこのタイプ

紫外線吸収剤の刺激が強いと感じる人のために生まれたのが、下記の素材を使用した日焼け止めです。

・紫外線散乱剤
・シラソーマ

この2タイプについて詳しく見ていきましょう。


紫外線散乱剤の日焼け止めとは

「ノンケミカル」「オーガニック」「無添加」「紫外線吸収剤不使用」「敏感肌用」などと書かれた日焼け止めがこのタイプなことが多いです。ベビー・キッズ用としてもよく見かけます。

主な成分名は

・酸化亜鉛
・酸化チタン
・酸化鉄
・二酸化チタン



など。

おや?こちらの成分も気になる名前ではありませんか?そう、金属です。
金属に光をあてると、鏡と同じように日光は跳ね返ります。これを利用したものが紫外線散乱剤です。

もちろんキッズ・ベビー用があるほどですから、安全性はかなり高いですが、それでもかゆみが出てきたりする場合は、あなたのお肌に合わないと思った方がいいでしょう。たとえば金属アレルギーで反応することもあるようですし、紫外線散乱剤は、皮膚の水分や皮脂を吸収する性質があるので、お肌が乾燥しやすくなるのです。

乾燥を防ぐ成分などが一緒に配合されているものを選ぶとよいでしょう。


●【紫外線散乱剤タイプ】日焼け止め商品

エンドジーナス サンプロテクターエッセンスS
50ml SPF40 PA+++ 2047円(セール価格※)
おすすめ日焼け止め
紫外線A波もB波もしっかり防ぐ、紫外線吸収剤無配合の日焼け止めです。 ○のびがよく、フィット感が高いので腕や脚などの広い範囲にもつけやすく、肌に白く残りにくい超微粒子粉体を使用。 ○しっとりとした使用感で、べたつかずさらっとした仕上がりです。 ○うるおい成分(ヒメフウロエキス、ユビキノン、ユキノシタエキス、スイカズラエキス)、整肌成分(システインペプチド、ジプペプチド-4)配合。 ○シリコンベースの美容液に、紫外線散乱剤をW(二重)に囲んでコーティングしたWシリコンコート粉体を配合。 紫外線吸収剤無配合で、お肌にやさしいのにSPF40・PA+++。 ※日焼け止め効果を持続させるためには、なるべくこまめ(2~3時間ごと)に塗り直すことが大切です。※価格は予告なく変更されることがあります


シラソーマ製法の日焼け止めとは

1番最初にご紹介した紫外線吸収剤をシラソーマというカプセルで閉じ込めたものです。紫外線吸収剤が入っているものの、直接肌に触れないようなしくみになっています。
ポリシリコーン−14などの成分名が入っていたり、「カプセルで閉じ込めました」「シラソーマ製法」などの記載がシラソーマの目印です。


●【シラソーマ製法タイプ】日焼け止め3選

メリカ 4+ホワイトミルクUV
SPF50 PA++++ 30g 2030円(セール価格※)
おすすめ日焼け止め
日本最高レベルのSPF50 PA++++  紫外線による光老化から肌を守ります。ウォーターベース処方でみずみずしいテクスチャーで白くならず、紫外線吸収剤を独自に開発されたシラソーマカプセル(マイクロカプセル)に封入しているため、肌に直接触れない事で日焼け止めによる肌の負担を軽減し、ベタつかない処方です。さらに、植物エキス、セラミド、ヒアルロン酸を配合し肌の潤いを保ち、夏だけでなく乾燥の気になる季節も1年中お使いいただけます。落とすのも簡単、お湯(30度以上)で簡単に落とせます! (油分を含むファンデーションご使用時はクレンジングをお使いください)顔だけでなく全身に使えます。※価格は予告なく変更されることがあります



Give&Give UV AアンドBプラスC
70mL SPF30 PA+++ 5,940円

おすすめ日焼け止め
水ベースだからお肌にしっかり密着し、よれない化粧下地に。2009年~2011年度モンドセレクションで3年連続の最高金賞を受賞した製品です。
UVカット剤をシルクたんぱくのマイクロカプセルに包むことで、高い日焼け止め効果を実現させながらも、素肌へのダメージを軽減させました。また、ビタミンEが持つ効果の1000倍といわれるアスタキサンチンを配合しているので、スキンケア効果もバッチリ。セラミド・ヒアルロン酸といった、高保湿成分もタップリ配合されています。ベタつかず、白浮きしないので化粧下地としてもお使いいただけます。使用後は石鹸で簡単に洗い落とせるので、お手入れが簡単!更にアンチポリューション成分配合で、大気汚染・花粉からも防御します。



EPORASHE UVデイクリーム&ベース
無添加UV・化粧下地 SPF45 PA++ 5,616円
おすすめ日焼け止め
1年を通して肌を守る、美容液タイプのUVクリームです。乾燥しがちな肌をしっかり潤いに満ちたお肌に導きます。
シルクたんぱくのコーティング※UVカット剤を、アミノ酸成分や潤い成分が配合されたマイクロカプセルに閉じ込め、肌に保湿ヴェールをかけながら紫外線をカット。※シラソーマ製法により、紫外線吸収剤が直接肌に触れない様にコーティングしています。化粧下地としてメイク前に使用することで、肌とファンデーション間のクッション効果の役割も。ファンデーションの粒子が直接肌に触れにくいので、メイク崩れを防ぎます。


日焼け止めが合わないなと思ったら

前述しましたが、もう1度。
上記のとおり、日焼け止めのタイプによって、全然違う成分が入っています。例えば「ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル」はアレルギーの原因になる可能性があると言われていますし、界面活性剤に反応したり、シラソーマや紫外線散乱剤の成分が合わない場合だってあります。

「紫外線散乱剤タイプ」の日焼け止めが合わなかったら「シラソーマ製法タイプ」を試してみるなどして、自分の肌に一番優しい日焼け止めを探してみてくださいね。


「こまめに塗る」には深い意味がある

また、よく日焼け止めは細めに塗り直すこと、と言われていますが、それには下記のような理由があります。

紫外線吸収剤…汗には強いが、化学変化や熱に変わるときの過程で吸収剤の成分がどんどん消費され、バリア効果が弱くなるため

紫外線散乱剤…汗で流れるため

塗り直さずにいると、塗ってても意味がない という状態になってしまいます。
2~3時間おきに塗り直すようにしましょう。


「ウォータープルーフタイプ」はデイリーで使わない

ウォータープルーフ日焼け止めは水をはじくためのシリコンが大量に使われています。

シリコンは吸着性があるので、一度くっついてしまうと毛穴が詰まってしまい、落とすことが難しくなってしまいます。このため、専用のクレンジング剤の使用がすすめられますが、このクレンジング剤も、ウォータープルーフを落とすために高い洗浄力があるので、お肌にいい影響はありません。
海やプールの時のみ使用するのがおすすめですよ。


●【ウォータープルーフタイプ】優しい日焼け止め

キャメロン&ガブリエル ヘヴンヴェール
日焼け止め化粧下地 SPF45 PA++++ 30g 3456円

①界面活性剤を一切使用せずに水と油を乳化できる革新的製法の「三相乳化(特許製法)」を採用し、「界面活性剤・ナノ粒子散乱剤・紫外線吸収剤・シリコン・合成着色料・タルク・エタノール・パラベン・鉱物油・合成香料」の合計で10個もの肌に優しい低刺激な無添加処方を実現しています。 ②白浮き・モロモロ・肌ストレス・ツッパリ感は全くなく、一日中潤いが持続します。 ③水や汗に強いウォータープルーフなのに洗顔料で簡単に落とせます。 ④テクスチャーが「クリーム→乳液→化粧水」のように変化する新感覚のみずみずしい軽やかな使用感です。 ⑤毛穴やくすみをナチュラルに補正し、輝くような艶肌をロングキープします。(一般的なBBクリームのような色補正効果はありません) ⑥フランス産まれの3つの先進エイジングケア成分などの厳選美容液成分85%(精製水含む)により、使うたびに素肌まで美肌へと導きます。


どれもダメだったら、飲む日焼止めを

飲む日焼け止めは、紫外線対策に効果のある成分が配合されたサプリメントです。

今までの、肌に直接塗って紫外線を予防するのとは概念がまったく違って、身体の内側から紫外線によるダメージを予防します。

そもそも日焼けによって赤みや痛み、かゆみが出る状態というのは
=紫外線によって体内に活性酸素が発生し、DNAが壊れてしまっている
ということです。

このダメージを、野菜や果物から抽出されたポリフェノールやビタミンを配合した「飲む日焼け止め」がケアしてくれるというしくみです。


●【飲む日焼止め】2選

noUV ノーブ
10粒 1944円

WHITE VEIL ホワイトヴェール
約1ヵ月分 3099円


さいごに

紫外線による具体的な害が明らかになってきた近年、日焼け止めは1年中「なくてはならないもの」になってきました。つけ続けなければいけないものなら、成分重視で選ぶことが必然になってきます。
ですが、まだまだお肌によくない成分の日焼け止めがあるのも事実。しっかり選んで美肌を守ることが大切です。
また、技術はどんどん進化しています。今、合う日焼け止めがなくても近い将来はあるかもしれません。知識を深めるアンテナをたたむことなくエイジング対策をしてゆきましょう!