スーパーフード。ここ数年でメジャーな言葉になりましたが、
種類が多すぎて一体何にいいのか頭に入ってこないという方もいるでしょう。

そこで今回はそんなスーパーフードの効果、注目度などについて徹底調査してみたいと思います!

そもそもスーパーフードとは?

スーパーフードはアメリカやカナダでだいぶ前に発祥しましたが、実はその定義は曖昧でした。
提唱者によって異なる食品が挙げられているのです。
たとえばスピルリナやクコの実など、いわゆる健康食品に近いようなものをスーパーフードだ、と唱える人もいれば、りんごの葉や人参の葉など身近なものがスーパーフードである、と唱えている人もいるそう。

ただ共通するのは
「一般の食品より必須栄養素や健康成分を多く含む、おもに植物由来の食品」ということ。
これがスーパーフードの世界的な基本認識です。

そして、日本ではスーパーフード協会が、下記をスーパーフードの定義としています。

栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い食品であること
あるいは、ある一部の栄養・健康成分が突出して多く含まれる食品であること
一般的な食品とサプリメントの中間にくるような存在で、料理の食材としての用途と健康食品としての用途をあわせもつこと



また、食歴が長く、何世紀にもわたって人々の健康に寄与してきた食品で、安全性に信頼がおけるもの。ということも掲げています。

それでは具体的に、スーパーフードの名前を挙げて詳しく見てみましょう!

メジャーなスーパーフードの種類≪一覧≫

スピルリナ

最古の植物ともいわれる藍藻類の一種で、その成分の60~70%が、人体では合成されない必須アミノ酸をすべて含む良質なたんぱく質。免疫力を高め抗酸化作用のあるカロテンや、ビタミンB群を多く含み、ミネラルに加え、食物繊維、不飽和脂肪酸など50種類以上の健康・栄養成分が含まれている。
免疫力向上、エイジングケア、抗炎症、貧血予防、発毛・育毛効果、ダイエット効果、アレルギー症状緩和などの効果をもっている。


スピルリナサプリ【健美の極み】

マカ

別名「アンデスの女王」。栄養価が高く、古くからスタミナ源として重宝されている。
鉄分、カルシウムなど女性に不足しがちなミネラルを含有。ホルモンバランスを整え、冷え性や生理不順、美肌、更年期障害の症状改善、動脈硬化の予防、精力増強などにも効果的。


妊活サプリ【マカ ミア】

クコの実

古くから食用や薬用として親しまれてきた植物。ベタインやポリフェノール、ビタミン、ミネラル、たんぱく質、β-カロテンなどを豊富に含んでおり、胃腸や肝機能の強化、老化や病気の予防、疲労回復、美肌作用まで多岐にわたる効果が期待されている。
杏仁豆腐や中華粥に添えられているので日本人にも身近に感じるでしょう。

カカオ

食物繊維やカルシウム、鉄などのミネラルが豊富に含まれており、カカオポリフェノールには、抗酸化作用のほか、集中力向上やリラックス効があることが知られている。また、フェニルエチルアミンが高揚感をもたらすほか、カカオには便秘解消効果、動脈硬化予防効果があることが知られている。

チアシード

メキシコ原産のシソ科の一年草、チアの種子。浸水させると10倍くらいに膨らんでジェル状になるのが特徴。このジェル状の成分はこんにゃくにも含まれるグルコマンナンという食物繊維。食物繊維やオメガ3脂肪酸を多く含むことから腸内環境を整えたり、たんぱく質が豊富なことからダイエットにもよいとされている。そのほかにも骨粗しょう症の予防効果、生活習慣病の予防・改善効果、美肌効果が期待できる。

ココナッツ

ココナッツウォーターはカリウムを多く含み、天然のスポーツ飲料と呼ばれているほか、低カロリーで脂質もほとんど含まないため、ダイエットやデトックスドリンクとしても人気である。そのほかにも中鎖脂肪酸を多く含み、活性酸素を除去するケトン体やビタミンEの働きでアンチエイジング効果も期待できる。

アサイー

別名「ブラジルの奇跡」。抗酸化作用のあるアントシアニンが豊富。鉄分、食物繊維、カルシウム、ビタミンEが多く、アンチエイジング効果、眼精疲労改善、貧血改善、骨粗しょう症予防、美肌、ホルモンバランス改善、疲労回復などの効果が期待できる。

カムカム

地球上に存在する植物の中で最も多くのビタミンCを含むといわれる赤い果実。クエン酸やビタミンB群、ミネラルなどを豊富に含み、感染症予防、美肌・美白効果、健康な体をつくる効果、コレステロール値を下げる効果、疲労回復効果などが期待できる。

ブロッコリースーパースプラウト

「緑の抗ガン野菜」と呼ばれるブロッコリーの発芽3日目のものをブロッコリースプラウトと呼ぶ。スプラウトにはブロッコリーの20~50倍のスルフォラファンが含まれている。スルフォラファンの別名は「デトックスの王様」で発ガン性物質の排出を促すとして近年注目を集めている。そのほかにも肝機能を高める効果、胃の健康を保つ効果、便秘解消、美肌・美白、免疫力向上、眼病予防、貧血予防などが期待できる。

ヘンプ

麻の実であるヘンプシード、その油であるヘンプオイル(ヘンプシードオイル)として摂取することが多い。ヘンプシードには良質なたんぱく質、ミネラル(鉄・銅・亜鉛・マグネシウム)、必須脂肪酸が豊富に含まれているほか、さつまいもの約7倍の不溶性食物繊維を含む。ヘンプオイルは必須脂肪酸の80%を含んでおり、認知症予防、血液サラサラ効果、メタボ予防、眼精疲労予防、うつの改善、アレルギー症状緩和などが期待できる。

今キテるスーパーフードの種類≪一覧≫

ビーポーレン(Bee Pollen)

蜂が集めた花の蜜と花粉を自らの酵素で丸めたもの。あらゆるミネラル、全ての必須アミノ酸、必須脂肪酸そして酵素、ルチン、フラボノイド等、約150種類もの栄養素を含みます。その栄養価の高さから「パーフェクトフード」と呼ばれており、少量で元気をつけることができる。

モリンガ

「奇跡の木」と呼ばれるモリンガにはポリフェノールやビタミン、食物繊維、イソチオシアネート類など90種類以上の栄養素が含まれており、炎症を抑制する効果や抗菌効果、デトックスやアンチエイチングなど様々な効果が期待されている。アーユルヴェーダでも有名。

マキベリー

ビタミンCや鉄分、カリウムのほか、アントシアニンを非常に豊富に含みます。果実の中でもトップクラスの抗酸化力をもっています。そのため、炎症抑制や老化防止、生活習慣病予防やダイエットなどに効果的です。