• 2019.9.4

    暴飲暴食の時期、太らないお酒はどれ??【コンビニ アルコール缶 26銘柄比較】

今回は「お酒」にスポットをあててご紹介したいと思います!

飲み会明けに「あれ?太ったね」と言われないためには、一体どうすればいいのでしょうか。



お酒のカロリー、糖質ってどのぐらい?

百聞は一見にしかず!まずはお酒の成分表示を比べてみましょう。
お酒も種類によって太りやすいものと太りにくいものがあります。

注意したいのは、缶に書いてあるのは100mlの値ということ。

350ml缶の場合は書いてある表示×3.5、500ml缶の場合は×5ということなります。(アルコール度数以外)

下記の表も100mlあたりの数字となります。
例:キリン一番搾り350ml缶のカロリー…140kcal

コンビニにあるお酒、成分比較!
【ビール】

ALC kcal たんぱく質 脂質 糖質 食物繊維
キリン一番搾り
5% 40 0.3~0.6 0 2.6 0~0.2
アサヒスーパードライ
5 42 0.2~0.4 0 3.0 0
サッポロ生ビール黒ラベル
5 40 0.3 0 2.9 0~0.1
ヱビスビール
5 42 0.5 0 3.0 0~0.2
ザ・プレミアム・モルツ
5.5 47 0.4~0.6 0 3.8 0~0.1
ハイネケン
5 41 0.5 0 2.9 0.091
カールスバーグ
5 40 0.4~0.6 0 2.6 0~0.1

※100mlあたり

【新ジャンル】

ALC kcal たんぱく質 脂質 糖質 食物繊維
キリンのどごし≪生≫
5 37 0~0.3 0 2.7 0~0.1
クリア アサヒ
5 45 0.1~0.5 0 3.2 0~0.1
金麦
5 43 0.1~0.3 0 3.2 0~0.1
サッポロ ドラフトワン
5 42 0~0.1 0 3.3 0~0.1
サッポロ 麦とホップ
5 46 0.5 0 3.5 0~0.2

※100mlあたり

【糖質カット発泡酒】

ALC kcal たんぱく質 脂質 糖質 食物繊維
淡麗 プラチナダブル
5.5 31 0.1~0.1 0 0 0~0.1
キリンのどごしZERO
4 27 0~0.2 0 0 1.8
アサヒスタイルフリー<生>
4 24 0 0 0 0.1~0.3
クリアアサヒ 贅沢ゼロ
6 39 0 0 0 1.5~2.2
アサヒオフ
3%以上
4%未満
22 0 0 0 1.4~2.1
サッポロ 極ZERO(ゴクゼロ)
5 30 0~0.1 0 0 1.0
頂〈極上ZERO〉
7 45 0.2-0.4 0 0 1.6

※100mlあたり

【ハイボール缶】

ALC kcal たんぱく質 脂質 炭水化物 糖類
サントリー角ハイボール缶
7 49 0 0 2.2 0
トリスハイボール缶
7 50 0 0 2.3 0~1
ジムビームハイボール缶
5 38 0 0 2.3 0~0.5
タカラ 焼酎ハイボール
<ドライ>
7 42 0 0 0 0

※100mlあたり

糖質が低いチューハイ

ALC kcal たんぱく質 脂質 糖質 食物繊維
サッポロチューハイ99.99クリアドライ
9 54 0 0 0.9 0~0.1
サッポロ 茶房いっぷく香るお茶割り
7 40 0 0 0 0~0.1
タカラcanチューハイ<ドライ>
9 52 0 0 0 0

※100mlあたり



ズバリ!ダイエッターが選ぶべきお酒

ダイエットとお酒 キホンのキ
ダイエット中におすすめな酒類は、蒸留酒です。
焼酎・ウイスキー、ジン・テキーラ・ウォッカなどのスピリッツ系です。

逆に控えた方がいいのは醸造酒です。
日本酒・ビール・ワイン・マッコリなどです。

また甘い味のするお酒には、糖類や添加物が多く含まれているので危険です。
たとえば蒸留酒であるウォッカ割りのチューハイは、果汁が入っていれば控えた方がいい部類になります。

またアルコールは、度数が高ければ高いほどカロリーも比例して高くなります。

蒸留酒は割って飲めばカロリーが低くていいですが、濃ければ濃いほどカロリーは高いということを頭に入れておきましょう。

イチオシはハイボール

上記の表を見てもらうと分かる通り、ハイボールは糖類0です。

ビールやチューハイの糖質0商品は、糖質だけでなくカロリーも低めですが、その分、添加物が多いです。

その点を考えると、ハイボールは原材料もシンプルなのでとてもオススメです。

ただ一点。ハイボールはアルコール度数が高いのでカロリーもそれだけ高くなっています。
蒸留酒とはいえども、やはり飲みすぎには注意が必要ということです。

ちなみにサントリー角ハイボール缶の炭水化物量は2.2gとなっていますが、どうやら食物繊維の値のようです。糖類は0の可能性が高いです。


サントリー 角ハイボール 350ml×24缶

焼酎もOK


缶のみで比較しているので上記の表には載せていませんが、焼酎も糖質0なのでおすすめです。

焼酎には「ウロキナーゼ」という血栓防止効果のある成分が含まれており、いわゆる血液サラサラをサポートしてくれるともいわれています。

焼酎のカロリーを見てみると、100mlあたり146kcalと、ビールの45~55kcalよりもかなり多いように思えますが、原液の値なので当然です。

焼酎は水やお湯で薄めて飲むことによって、糖質0なうえ、低いカロリーで楽しむことができます。

飲み過ぎたり、濃くしすぎないよう気をつけましょう。



ビールはやっぱり要注意


アルコール以外にも糖質などが含まれているビールは、焼酎などの蒸留酒に比べるとやはり太りやすい部類になります。

また、炭酸ガスや苦味のあるホップ成分には食欲増進効果があるため、おつまみの食べ過ぎにも注意が必要です。 

チューハイは種類による。緑茶ハイはOK!


そもそもチューハイとは、「焼酎やウオツカなど無色で香りのないスピリッツをベースに、果汁などを加え、炭酸で割った飲み物」です。

チューハイの原材料をみてみると、たしかにウォッカなどのスピリッツに果汁が加わっていることが多いです。

スピリッツは蒸留酒なので、飲んでもいいお酒の部類に入りますが、果汁がは糖質が高く控えたい部類に入ります。ここが要注意!

飲み続けると太ってしまうでしょう。

チューハイの中でダイエット向きなのは緑茶ハイなどの甘くないチューハイです。糖質が低いものを選びましょう。

女子が好きなお酒は太りやすい


もちろん甘いお酒は要注意です!

梅酒やカクテル、砂糖の入ったワイン(サングリアやホットワインなど)は、カロリーも糖質も高いです。
どうしても梅酒が飲みたかったら、薄ーく作ってチビチビ飲むのがいいですね。

「いや、濃いめのロックで!」という酒好きなダイエッターは…これを機にハイボールなどの甘くないお酒にシフトしてみてはいかがですか?



ダイエット向きのお酒でも、たくさん飲んだら太ります

蒸留酒は糖質がないのでダイエット向きと書きました。最近はそれ以外でも糖質0というお酒は増えていますね。発泡酒やチューハイ缶などです。

たしかに、糖質が少ないというのは魅力的です。
普通のビールなどには平均約10gの糖質が含まれていますが、10gというのは、小さめのクロワッサンやバナナ1個ぐらいの糖質量。それが0になったら嬉しいですよね。

ですが、忘れてならないのはカロリーです。
糖質0の商品も、そうでない商品も、カロリーに関しては缶1本につきゴハン1杯分ぐらいあるのです。

また、近年の研究では「アルコール自体に脂肪を蓄えやすくする働きがある」と言われていますし、更にアルコール以外の原材料が使われていたら、そちらがカロリーとして加わっている可能性があるのです。

ダイエットには、糖質量だけではなく1日の総カロリーがかなり大きく影響します。
お正月など、あまり動かないで、お酒を何本も飲んだら、いくら糖質0のお酒でもカロリーが余って確実に太るでしょう。

また糖質が0のビールやチューハイは、添加物が多いのも気になるところ。
たまになら気にする必要はないでしょうが、毎日摂り続ける場合は、違う銘柄を選ぶなどの工夫をするといいですね。

もちろん一緒に食べるものも気をつけよう

ここまでは、
お酒を飲むとなぜ太るのか?→「つまみで太るだけではなく、やっぱりお酒だけでも飲み過ぎると太るよ」
という話でした。

でももちろん、大前提として、つまみも太る大きな要因です。

「炭水化物&脂っこいものを避ける」「延々と食べ続けない」というのを頭に入れて飲むのがいいでしょう。

また、お酒の後のラーメン…おいしいですよねえ。

なぜラーメンがほしくなるのか?

飲酒すると体内のカリウム、ナトリウム、塩分量、水分量が低下します。
また二日酔いの原因アセドアルデヒドを分解するためにアラニンやオルニチンを、カラダが欲しがります。

それらを補充できるのがラーメンなのです。
カラダのしくみ的には理にかなっているのです。

でも。。。。。。やはり、飲酒後のラーメンは確実にデブのもとです。
特に中年以降は気をつけた方がいいですね!

飲酒後「ラーメン代わり」になるものは、しじみの味噌汁と言われています。

上記の塩分、水分、オルニチンなどが摂れるからです。
家に簡易味噌汁を常備しておくといいですよ。

たまのリラックスデーなら気にせず飲みたいですね


1日の疲れをとって、新たな気持ちになれるアルコール。
年末年始や連休中などは久しぶりな友達とお酒を飲む機会も多いですね。
自分のカラダと相談しながら楽しみましょう!